肩こりがつらいとき、「まずはストレッチから」と思われる方も多いのではないでしょうか。
たしかに、軽い肩こりならストレッチだけでスッと楽になることもあります。
でも、それだけではなかなか改善しない肩こりもあるんです。
今回は、ストレッチでよくなる肩こりと、整体が必要な肩こりの違いについて、わかりやすくお伝えしていきます。
ストレッチでよくなるのは「一時的なこり」
たとえば、こんなときにストレッチは効果を発揮します。
・長時間同じ姿勢が続いたあと
・寒さで筋肉が縮こまっているとき
・軽い緊張や疲れを感じているとき
こうした状態では、筋肉をゆるめてあげるだけでも血流がよくなり、肩がふわっと軽くなりやすいです。
呼吸が浅くなっている方も多いので、胸まわりや肋骨をゆるめるストレッチをして深い呼吸ができるようになるだけでも、肩の力みが取れてくることがあります。
呼吸が浅くなってませんか?
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ストレッチの「落とし穴」も知っておいてほしい
とても身近で取り入れやすいストレッチですが、じつはやり方やタイミングによっては逆効果になってしまうこともあります。
・すでに炎症がある筋肉を強く伸ばしてしまう
・体の軸がズレたまま無理に伸ばしてしまう
・呼吸を止めて、力を入れながら伸ばしてしまう
こういったやり方では、筋肉や関節に余計な負担がかかり、かえって体が緊張してしまうこともあるんです。
とくに、「とにかく毎日やらなきゃ」と無理に続けている方や、「痛いけど効いてるはず」と我慢して伸ばしている方は、注意が必要です。
こんな肩こりには整体の視点が必要です
・ストレッチをしてもすぐに戻ってしまう
・肩だけでなく、腰や背中もこっている
・左右差や姿勢のゆがみが気になっている
このような場合、筋肉の硬さだけでなく、体のバランスや動きのクセそのものに原因があることがほとんどです。
とくに、肩こりとあわせて「腰や骨盤の状態」が乱れている方は少なくありません。
肩だけじゃない?腰や骨盤が肩こりに関係する理由
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肩をいくらゆるめても、土台となる骨盤や背中が安定していないと、またすぐに肩ががんばる状態に戻ってしまうんです。
整体では「体のつながり」を整えていきます
当院では、肩だけを見るのではなく、全身のバランスを見ながら整体をおこなっています。
・肋骨や背中の動き
・骨盤の傾きや、足元の安定感
・呼吸の深さやリズム
こうした体の“つながり”を整えることで、肩こりがぶり返さない状態へと導いていきます。
ストレッチが効かない…そんなときは、体からのサインかもしれません。
気になる方は、どうぞご相談くださいね。
まとめ
ストレッチでよくなる肩こりもあれば、整体で根本から整える必要のある肩こりもあります。
筋肉の硬さだけでなく、体のクセやバランスを見直すことが、本当の意味での改善への近道です。
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。
京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。
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