なぜ、お風呂に入っても疲れが抜けないの?

「お風呂に入ったのに、全然疲れが取れない」
「むしろ入ったあと、どっと疲れが出る…」

 

そんな経験、ありませんか?

 

本来ならお風呂は、心も体もほっとゆるむ時間のはず。
なのに、温まってもラクにならない、逆にぐったりする――
それは、ただの疲れではなく“自律神経の疲れ“かもしれません。

 

わたしたちの体は、交感神経と副交感神経という2つのスイッチで動いています。
日中は交感神経が働き、夜になると副交感神経が優位になってリラックスモードに。

 

でも、気を張ったままの生活が続いていたり、緊張状態が長引いていると、
お風呂に入ってもそのスイッチが切り替わりにくくなってしまう
んです。

 

たとえば…

  • お湯に浸かっていても、頭の中が忙しい
  • 「今日のうちに疲れを取らないと」と、逆に力が入っている
  • ゆるむ時間に慣れていなくて、どう休めばいいか分からない

 

本来、リラックスするはずの場面でも、自律神経がうまく緩めない状態
これが、お風呂に入っても疲れが抜けない理由のひとつです。

 

特に周りの人に気を使い過ぎていたり、繊細な感性をお持ちの方は、
「お風呂の中でも周囲の音や光、温度などに敏感に反応してしまう」ことも。

 

さらに、実はお風呂で“ぼーっとする”ことが苦手な方ほど、回復しにくい傾向もあります。

 

体を温めるだけでは、疲れは抜けていきません。
“ゆるむ感覚”を体が取り戻すことが、実は何より大切なんです。

 

たとえば…

  • 「もう何もがんばらなくていいよ」と、お湯の中で心の中でつぶやいてみる
  • 頭や首を軽く支えてあげるようにして、浮かせてみる
  • お風呂の時間を「体を癒す時間」ではなく「体をねぎらう時間」に切り替えてみる

 

がんばって疲れを取ろうとしなくてもいい。

 

お湯に身をゆだねながら、“疲れてるんだね”って認めてあげること
それが、本当の意味での“回復”につながります。

 

「お風呂に入っても疲れが取れない」は、体からの“もっとやさしくして”というサインかもしれません。

 

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この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。


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