お正月、ゆっくり過ごされた方も多いかと思います。
私はこの年始、2本の日本映画を観る時間がありました。
『あん』と『しあわせのパン』という作品です。
どちらも、派手な物語ではありません。
けれど、観終わったあと、じんわりと心に残るものがありました。
せっかくなので、少し共有させてもらいますね♪
映画「あん」 主演:樹木希林 永瀬正敏
樹木希林さん演じる主人公が、
手間を惜しまず小豆と向き合い、丁寧にあんこを炊く。
その姿を見て、
「生きる意味って、案外こういうことなのかもしれない」
そんなふうに思わされました。
社会の中で見えづらくなっていた人が、
自分の手で何かを作り出し、
それが誰かの喜びにつながっていく。
目立たなくても、
確かにそこに、豊かな暮らしがある。
そんな感覚が静かに伝わってきました。
映画「しあわせのパン」 主演:原田知世 大泉洋

もう一つの作品は、
北海道の小さなパンカフェを営む夫婦の物語です。
ここでも、派手な展開はありません。
けれど、季節ごとに訪れるお客さんたちと
パンを囲むシーンには、一つのパンを分かち合うシーンが何度も出てきます。
言葉にしなくても伝わる
「暮らしのリズム」や
「分かち合う時間」の豊かさが描かれていました。
「カンパーニュ(田舎パン)」という
パンの名前の由来を語る場面も印象的でした。
ひとつのパンを、大切な人と分けて食べる。
それは、物質的な豊かさよりも、
心の豊かさを大切にするという、
現代では少し忘れられつつある感覚なのかもしれません。
映画を通して感じたこと
この2本の映画に共通していたのは、
「自分の手で暮らしを作っている人たち」
の姿でした。
便利で、多くの選択肢に囲まれ、
何でも手早く済ませられる今の時代だからこそ、
時間をかけてあんこを煮たり、
パンを焼いて誰かと分け合ったりするような、
「小さな手間」が生み出す豊かさに、
心が惹かれたのかもしれません。
自分の手で暮らしを作る
こうした暮らし方の、ど真ん中には、
やはり「健康な身体」があると感じます。
からだが元気であってこそ、
やってみようと思えるし、
味わう余裕も生まれる。
改めて、そんなことにも気づかされたお正月でした。
おわりに
今年も、仕事や日常に追われながらの毎日が始まります。
その中でも、ほんの少しだけ、
「自分の手で暮らしを作る」という感覚を
大切にしていけたらと思います。
たとえば、
ちゃんと湯を沸かしてお茶を淹れること。
いつもより、少しゆっくりごはんを食べてみること。
ほんの少し手をかけるだけで、
暮らしは変わってくる気がします。
そんな視点も、
今年も整体の仕事を通して
お伝えしていけたらと思っています。
また、映画をご覧になられたら、
感想など聞かせていただけたら嬉しいです。
2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。
