なぜ来院されたのか?
ダンスのレッスンやイベント出演を続ける中で、膝の痛みが強くなり、思うように動けなくなっていた方です。
もともと日常的にレッスンへ通い、週末にはイベントで踊るほどダンスに夢中でした。
ですが、膝を痛めたことをきっかけに、ぎっくり腰も重なり、体を動かすこと自体が不安になっていました。
特につらかったのは、
・ダンスレッスン後の疲労感が抜けない
・朝起きるときから膝がジーンと痛む
・正座しようとすると痛みが走る
・左45度へ向く振り付けだけ動きがそろわない
という状態だったそうです。
「みんなと同じ振り付けをしているのに、自分だけ向きがそろわないんです」というお話が、とても印象に残っています。

膝の痛み以外にも不安が重なっていました
MRIでは半月板の傷を確認されていました。
そのため、
「また痛めるんじゃないか」
「動かしたら悪化するんじゃないか」
という不安がかなり強くなっていたようです。
接骨院では温熱療法やマッサージを受けておられましたが、ダンスレッスンの翌日は痛みや疲労感が抜けにくく、日常生活でも膝を気にする時間が増えていました。
特に、洗濯物を畳むときなど、ふと正座に近い姿勢を取ろうとした瞬間に思い出したように痛みが走る状態でした。
また、サポーターをかなり強く締めて固定しておられ、「締めないと痛くなりそうで怖いんです」
という不安も強く感じられました。
当院が見ていたポイント
当院では、膝だけを単独で見るのではなく、体全体のつながりから確認していきました。
特にこの方の場合は、膝から下のねじれです。
足首や足先の使い方に偏りがあり、膝や腰への負担が集中しやすい状態になっていました。
さらに、膝をかばう動きが続くことで、左へ振り向く動作や腰の使い方にも影響が出ていたようです。
実際に確認すると、首を左へ振り向く動きまで制限されていました。
一見すると、「膝と首は関係ない」と思われやすいですが、ダンスのように全身を連動して使う動作では、足元のバランスが上半身へ影響します。
膝へ負担が集中していた理由とは?
今回の大きなポイントは、膝から下のねじれでした。
足首や足先の使い方に偏りがあることで、膝がうまく曲がり切らず、負担を受け続けていた状態です。
さらに、痛みへの不安からサポーターをかなり強く固定していたため、首の動きまで固まりやすくなっていました。
その結果、ダンス特有の流れる動きにも影響が出ていました。
実際に行った施術
施術では、強く押し込むのではなく、体の反応を確認しながら全体のバランスを整えていきました。
特に、
・膝から下のねじれ
・足首の荷重
・腰のかばい方
・首の回旋動作
を指標にしながら調整を行いました。
また、サポーターの巻き方も整体の視点から見直しました。
すると、
①ご本人が巻いた状態
②整体の視点で巻いた状態
では、首の動きにまで違いが出ました。
「同じサポーターなのに、首にまで影響してるんですね!」
と驚かれていたのが印象的でした。
施術後の変化
最初は、今まで受けてきた施術との違いに戸惑いもあったようです。
実際、2回目まで来院を続けるか迷っている様子は、こちらから見ても伝わってきていました。
ですが、少しずつ体の反応が変わり始め、4回目を過ぎた頃には、
・膝の曲げ伸ばしがスムーズになる
・痛みの出る回数や時間が減る
・左へ向く動きがそろいやすくなる
などの変化が見られるようになりました。
現在は、
「ダンスを長く続けること」
「故障しにくい体づくりと、体の使い方」
を目標に、厳しめのレッスンに通いつつ、メンテナンスを続けておられます。
当院の整体がお役に立ちやすい膝の痛み
当院では、
・膝だけを揉む
・痛い場所だけを追いかける
というより、
「なぜそこへ負担が集中しているのか?」を全体から確認していきます。
特に、
・膝をかばっている感覚がある
・サポーターが手放せない
・動かすことが怖くなっている
・左右の動きがそろわない
・ダンスやスポーツで繰り返し痛める
という方は、体全体の使い方を見直すことで変化につながることがあります。
医療機関での確認をおすすめするケース
以下のような場合は、整体だけで判断せず、医療機関での確認をおすすめしています。
・急激な腫れ
・発熱がある
・体重をかけられない
・強いしびれ
・夜も眠れないほどの痛み
などがある場合です。
不調を繰り返さないための取り組み
今回は、
「痛みを取る」だけではなく、
「どうすれば繰り返しにくくなるか?」
を大切にしながら進めていきました。
そのため、
・足裏の荷重
・膝を固めすぎない立ち方
・サポーターとの付き合い方
・左右差の確認
・踊る前後の負担管理
なども含めて調整しています。
特にダンスのように、繰り返し同じ動きを行う競技では、「少しのズレの積み重ね」が大きな負担につながることがあります。
まとめ
膝の痛みは、膝だけに原因があるとは限りません。
今回のように、
・膝から下のねじれ
・体重移動
・腰のかばい方
・全身の連動
などが関係していることもあります。
痛みのある場所だけでなく、体のつながりや負担のかかり方を全体から見直していくこと、それに体は正直に応えてくれます。
Q&A よくあるご質問
Q. 半月板に傷がある膝でも整体を受けることはできますか?
A. はい、半月板の負担がある膝でも整体で体の使い方を見直していく施術事例があります。
実際には、膝だけでなく足首や体重移動の偏りが関係している方もいらっしゃいます。状態を確認しながら、無理のない範囲で進めていきます。
Q. 膝が痛くて正座ができない状態でも相談できますか?
A. はい、正座がしにくい膝の痛みでご相談いただく方もいらっしゃいます。
膝そのものだけでなく、足首や膝下のねじれが関係していることもあります。少しずつ動きやすさが変わってくるケースがあります。
Q. ダンスやスポーツを続けながら整体へ通うことはできますか?
A. はい、膝の痛みを抱えながらダンスを続けている方の施術事例があります。
完全に休むよりも、負担を減らしながら動きを調整していく方が良い場合もあります。現在の状態を確認しながら進めていきます。
Q. サポーターが手放せない状態でも変化はありますか?
A. はい、サポーターへ強く頼っている状態でも整体で変化を感じられる方はいらっしゃいます。
巻き方や固定の仕方によって、全身の動きまで変わることがあります。当院では、固定するだけでなく「どう動くと負担が減るか」も確認しています。
Q. 接骨院やマッサージで変化が少なかった膝でも相談できますか?
A. はい、接骨院やマッサージへ通っても不安が残っていた方の施術事例があります。
当院では、膝だけでなく体全体のバランスや動き方まで確認しながら見立てを行っています。
Q. 膝の痛みと首の動きが関係することはありますか?
A. はい、膝の負担が首や上半身の動きへ影響しているケースがあります。
特にダンスのような全身運動では、足元のバランスが首の回旋動作へ影響することがあります。
Q. 動かすのが怖くなっている膝でも整体は受けられますか?
A. はい、痛みへの不安が強くなっている膝でも整体で少しずつ動きやすさが変わる方はいらっしゃいます。
当院では、無理に動かすのではなく、安心して動ける範囲を確認しながら進めています。
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