「深呼吸してください」と言われたとき、どこが動いていますか?
胸?お腹?それとも、肩でしょうか?
じつは、「呼吸のしかた」と「肩こり」には、とても深いつながりがあります。
これまで当院では、肩こりの背景にある姿勢や動作のクセに注目してきましたが、
呼吸の浅さも、じつは肩の負担に大きく関わっています。
今回は、そのなかでも「呼吸」と肩こりのつながりにしぼって、
当院の視点からわかりやすくお話ししていきます。
呼吸で肩が動いてしまっていませんか?
本来、呼吸はお腹(横隔膜)を使ってするものです。
でも、ストレスがたまっていたり、いつも力が入っている方は、
知らないうちに「胸だけ」「肩で息をする」ようになってしまいます。
このような呼吸パターンが続くと…
・肩が上下に動いてしまう
・首や肩まわりの筋肉が呼吸のたびに働く
・その結果、常に力が入ってしまう
こうした状態が積み重なることで、肩がいつもがんばっている状態になってしまうのです。
緊張と浅い呼吸はセットになっている
気がつくと呼吸が浅くなっている…
そんなときは、たいてい体にも力が入っています。
特に多いのは…
・パソコンやスマホに集中しているとき
・人間関係で緊張しているとき
・「ちゃんとしなきゃ」と思っているとき
こういう場面では、自然と呼吸が浅くなり、肩に力が入りやすくなります。
つまり、肩こりは“体の緊張サイン”として出ています。
このあたりの「呼吸の浅さ」に関するヒントは、
過去の記事「呼吸が浅くなってませんか?」でも詳しくお伝えしています。
あわせて読んでいただくと、より理解が深まると思います。
呼吸が深くなると、肩もゆるむ
肩こりがつらいときほど、ストレッチやマッサージに頼りたくなるかもしれません。
でもまずは、「呼吸」が浅くなっていないか見直してみることが大切です。
お気軽にご相談くださいね。
当院では、整体の施術を通して、肩まわりだけでなく、肋骨や背中の動きもゆるめていきます。
そうすることで、自然と呼吸が深くなり、肩の緊張がゆるみやすくなるのです。
気になる方は、肩こりについて詳しくまとめたページもご覧ください。
▶︎ 肩こり専用ページはこちら
まとめ
呼吸が浅くなると、肩まわりの筋肉がいつも働くことになり、肩こりが起こりやすくなります。
呼吸の深さ=肩の緊張度といってもいいくらい、呼吸と肩はつながっているんですね。
もし最近、呼吸が浅く感じることが増えたら、それは肩こりのサインかもしれません。
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。
京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。
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