「猫背、なんとかしたいな…」
「背すじを伸ばさなきゃって思うけど、気がつくとまた丸まってしまう」
そんなふうに感じていませんか?
実は、猫背の方が無意識にやってしまうある癖があります。
それは…
体の前で手や腕を組んでしまうことです。

たとえば…
・立っているとき、無意識に手をお腹の前で組んでいる
・電車やバスでつり革を持たないとき、腕を前で組む
・座っているとき、ひざの上で手を重ねる
こうした姿勢、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
一見なんてことのないこの癖が、じつは猫背を助長してしまうのです。
体の前で腕や手を組むと、胸が閉じ、背中が丸まる方向に力が加わります。
その結果、首や肩に力が入り、呼吸も浅くなりがちです。
そして、肩こりや首こり、頭痛、さらには心の疲れまで引き起こしてしまう場合があります。
こうした姿勢のクセは、筋肉や骨格だけでなく、
自律神経のバランスにも静かに影響しています。
胸やお腹が縮こまると、呼吸が浅くなり、体は酸素をうまく取り入れられなくなります。
その状態が続くと、交感神経ばかりが優位になり、
知らず知らずのうちに「緊張モード」が続くのです。
内臓の働きにも影響が出ます。
胸やお腹が縮こまっていると、胃や腸がのびのびと動けません。
消化がうまくいかず、食欲の低下やお腹の張り、便通の乱れにつながることもあります。
さらに、心の状態にも広がります。
「なんだか息苦しい」
「気持ちが落ち着かない」
「何もしていないのに、どっと疲れる」
そんなとき、その奥に無意識の姿勢の力みが関わっている場合があるのです。
姿勢の悪い人が思わずやっている「腕くみ」ですが、これはほんの一例にすぎません。
日々のちょっとした姿勢やクセが、体にも心にも知らずのうちに力みを生んでいる場合があります。
ご縁ある方が、そんな力みから少しでも解放されて、楽しく毎日を過ごせることを願っています。
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、
心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。
京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。
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