雨の日にやる気が出ないのは、なぜ?
朝、窓の外を見て「雨か…」と思っただけで、
なんとなく気分がどんよりすることはありませんか?
「天気が悪いだけで、こんなにやる気が出ないなんて」
「雨の日は頭が重たいし、体がだるい」
こんなふうに感じる方は、とても多いものです。
当院でも、
「雨の日になると不調が強く出る」という声をよく耳にします。
それは決して気のせいではなく、ちゃんとした理由があるのです。
気圧と体調の深い関係
雨の日は、気圧が下がります。
気圧が下がることで体内の水分バランスが崩れたり、
血管が拡張して頭痛やだるさを感じやすくなります。
さらに、自律神経も乱れやすくなり、
体だけでなく心にも“なんとなく不調”が広がってしまうのです。
心にも影響する雨の日のリズム
雨の日は外の光が弱く、
体のスイッチが入りにくくなります。
「動こう」という気持ちが湧きにくく、呼吸も浅くなり、
気分が沈みがちになりやすいのです。
加えて筋肉もゆるみやすく、
結果的に「重たい」「だるい」という感覚が強くなってしまいます。
洞窟生活の名残と副交感神経
そもそも人は自然のリズムに合わせて生きてきた生き物です。
昔、人が洞窟や自然の中で暮らしていたころ、
雨の日は外で活動せずに、体を休めて回復する習慣がありました。
その名残で、現代でも雨の日は副交感神経が優位になり、
体が「回復モード」に入りやすくなるといわれています。
雨の日こそ“無理しない”が大切
こうした気候による変化は、誰にでも起こる自然な反応です。
だからこそ、雨の日には無理に元気を出そうとしないことが大切です。
たとえば、こんな工夫を取り入れてみてください。
・朝、深呼吸をひとつして「今日の天気に合わせてゆっくりでいい」とつぶやく
・お気に入りの明るい音楽を小さく流してみる
・背中を伸ばし、首をやさしくまわして肩の緊張をゆるめる
これだけでも、ゆるんだ体と心が少しずつ整っていきます。
雨の日は“自分を大切にする合図”
雨の日の体調の揺らぎは、
「自分に優しくするきっかけ」でもあります。
いつもと同じように動けない日があっても、それでいいのです。
それは自然のリズムに沿った“休息の合図”です。
無理に晴れの日と同じテンションで動かず、
「今日は少しペースを落とそう」と受け入れるだけで、体は少しずつ軽くなっていきます。
雨の日こそ、自分の体と心に寄り添うチャンス。
この流れに乗っかって、やさしい一日を過ごしてみませんか?
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。
京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。
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