年末年始、家事や仕事、育児で忙しく悩ましい毎日をお過ごしかもしれませんね。
この時期は、なんとなく体が重かったり、調子が整わないと感じることも増える季節です。
実は、「一日中暖房を一定温度にして過ごすこと」が、体のリズムを乱す原因になることをご存じでしょうか?
なぜ暖房の「一定温度」が体のリズムを崩すのか?
わたしたちの体は、外気温の変化を感じることで、交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)を自然に切り替えています。
しかし、室内がずっと同じ温度のままだと、この切り替えがうまく働かず、次のような不調を感じやすくなることがあります。
☑ 呼吸が浅く感じること
☑ 体が重だるく、疲れが取れにくい
☑ なんとなくスッキリしない感覚
☑ ふわっとするような感覚… など
これらは、体が「整う力」を発揮しにくくなっているサインかもしれません。
「室温リズム」で体のバランスを整える
室温リズムとは、室内の温度を朝晩と昼間で変化させ、外気温のような自然な温度変化を再現する方法です。
例えば次のように室温を調整してみてください:
朝晩:19°C前後(少し涼しめ)
昼間:24°C程度(暖かく過ごせる温度)
※体感温度には個人差がありますので、ご家庭に合わせて調整してくださいね。
外気温が「朝5°C、昼間12°C、夜10°C」の場合でも、この室温リズムを意識するだけで、自然と自律神経にも働きかけることになります。
室温リズムの効果とは?
室温に「緩やかな温度の変化」をつけることで
・朝の少し涼しい空気が体を目覚めさせ、活動モード(交感神経)をON
・昼間の暖かさで快適に過ごせる状態を保つ
・夜の涼しさが心と体をリラックスモード(副交感神経)
へと導きます。
こうすることで、一日温度変化へのリズムが整い、気持ちよく過ごせるようになります。
まとめ
年末年始こそ室温リズムで快適に♪
忙しい毎日だからこそ、体が自然に整うリズムを取り戻すことが大切です。
ぜひ今日から「室温のリズム」を意識してみてください。
もし自分では整えきれない体の不調を感じたら、サポートが必要なタイミングかも知れませんね。
当院では自律神経の乱れをケアする施術を行っています。
気軽にご相談くださいませ。
最後になりましたが、年末年始楽しく過ごされることを願ってます。