「朝はすっきり起きられたのに、肩だけがずっしり重たい」
「全身の疲れはとれたはずなのに、肩だけがこってる気がする…」
そんなふうに、“体全体は元気”なのに“肩だけが重たい”という状態、ありませんか?
この感覚、じつは「肩まわりの筋肉と頭の使い方」にギャップがあるときに、よく見られるパターンです。
今回は、「肩だけが重たい」状態の背景にある、からだからのサインを読み解いていきましょう。
肩の筋肉だけが「置いてけぼり」になっているかも?
全身の調子が良くなってきても、肩まわりの筋肉が置いていかれているケースはよくあります。
とくに肩の筋肉は、普段から力を入れやすく、抜くことが苦手な場所でもあります。
・体は休めているのに、肩にだけ力が入ったまま
・無意識に「気を張っている」状態が続いている
このような状態が続くと、肩のこり感だけが残るのです。
意識していない「呼吸の浅さ」が関係している?
呼吸が浅くなると、肩まわりの筋肉で補おうとするクセが生まれます。
これはとくに、仕事中や人前で緊張しているときに起こりやすいです。
寝ている間に体は休まっていても、
呼吸のクセが抜けきらず、肩の筋肉だけが常に活動中ということがあります。
肩こりのしくみについては、
肩こり専用ページでもくわしくご紹介していますので、
気になる方はぜひそちらもご覧くださいね。
脳の使いすぎで、肩に“脳の疲れ”がたまっている?
もうひとつのポイントは、「脳の疲れ」との関係です。
・ずっと考えごとをしていた
・人間関係に気をつかいすぎた
・寝ていても夢をよく見ていた
このように“頭の中”がフル回転している状態が続くと、
頭〜首〜肩にかけての筋肉がガチッと緊張してしまいます。
つまり、脳の疲労が肩の重さとして現れているというわけです。
肩の感覚だけが“ひと足遅れている”ことも
体調が上向いてくると、「心身ともに軽くなった」と感じる日が増えてきます。
でも、筋肉の緊張だけがゆっくりと解けていくということもあります。
整体では、こうした「回復のズレ」を調整してあげることで、肩の軽さも自然と追いついてくるようになります。
これまでの肩こりシリーズ記事もご覧いただけます:
・肩こりの原因って、結局どこから来てるの?
・マッサージで肩こりがすぐ戻るのは、なぜ?
・肩こりがひどくなると、どんな不調につながるの?
まとめ
体全体は元気なのに、肩だけが重たい。
それは、がんばりすぎた頭や、ゆるみにくい肩の筋肉からの“気づいてほしいサイン”かもしれません。
呼吸や姿勢のクセ、そして脳の疲れがたまっていないか、
その奥にあるアンバランスに気づくことが、回復への第一歩になります。
次回は、「ストレートネックと肩こり、どっちが先?」というテーマでお届けします。
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。
京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。
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