肩こりがひどくなると、どんな不調につながるの?

「肩がこってるだけだから…」
「まぁこれくらいなら、いつものことだし…」

ムチを打たれながら全力疾走する馬のイラスト
「まだ大丈夫」と頑張り過ぎてませんか?

そんなふうに、つい肩こりを“当たり前のこと”として見過ごしていませんか?

 

じつは、肩こりが慢性化していくと、
からだ全体の不調や、心の状態にも影響を及ぼします。

肩こりは、単なる筋肉のこりではなく、
体からの「そろそろ限界です」というサインなのです。

 

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頭痛・目の疲れ・耳の違和感が出てきたら要注意

肩や首の筋肉がずっと緊張していると、
そのすぐ上にある頭部や目・耳のまわりにも影響が出てきます。

・目の奥が重たくなる
・頭がズーンと痛くなる
・耳鳴りや音のこもり感が出てくる

これは、血流や神経の流れが滞っているサインです。
肩まわりのこわばりを放っておくと、症状はじわじわ広がっていきます

 

自律神経のバランスも乱れてきます

肩こりがひどくなると、交感神経が過剰に働く状態が続くようになります。

呼吸は浅くなり、脳が常に緊張モードに。
それによって…

・寝つきが悪くなる
・夜中に目が覚める
・朝、疲れが抜けていない

といった睡眠トラブルや疲労感の慢性化にもつながっていきます。

肩こりがある=体が休めていない証拠とも言えます。

 

気分の落ちこみや集中力の低下も?

肩の筋肉がこわばっていると、姿勢が丸まり、
胸が閉じて呼吸が浅くなります。

この状態が続くと、脳への酸素供給が低下して、気分や意欲にも影響が出てきます。

・集中力が続かない
・イライラしやすくなる
・何をするのも億劫になる

こうした変化が、実は肩こりから始まっていることも少なくありません。

 

放置すると「こり体質」ができあがってしまう

何年も肩こりをくり返していると、
からだが「これが普通」と記憶してしまいます。

そうなると、ちょっとほぐしてもまたすぐ戻り、
“こりが当たり前”の状態から抜け出せなくなってしまいます。

そうなる前に、体のバランスや姿勢のクセを整えてあげることが大切です。

 

まとめ

肩こりは“からだの中心”に近い症状。

肩は、頭と体をつなぐ“通り道”のような場所。
だからこそ、肩こりは全身の不調につながります。

「肩がこってるだけ」と思わずに、
その奥にあるバランスの崩れや、心身の緊張に目を向けてあげることが回復への第一歩になります。

 

次回は、「体は軽いのに肩だけ重たい…なぜ?」というテーマでお届けします。

 

この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。

京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。

 
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