1人になると体がどっと重たくなるのは、なぜ?

「やっと1人になれた…」
そう思ったはずなのに、体がどっと重たくなること、ありませんか?

 

本当はゆっくりしたいのに、なぜか疲れが一気に押し寄せてくるような感覚
家事や仕事、人とのやりとりから解放されたはずなのに、
なぜか元気になれないどころか、どんよりしてしまう。

 

それは、あなたの体や神経が“気を張り続けていた反動”を感じているからかもしれません。

 

人と一緒にいるとき、私たちは無意識に
「ちゃんとしよう」「気をつかおう」「場を壊さないようにしよう」
と、体にも心にも力が入っています。

 

特に、まわりに気を配りやすい方、繊細な感性をお持ちの方、
緊張感のある職場や家庭で過ごしている方にとっては、
「1人の時間」こそ、ようやくスイッチを切れる瞬間なんです。

 

でも、そこで一気にスイッチを切ってしまうと、
体のバランスを取っていた自律神経が急にゆるみ、
その反動で“どっと疲労”や“無気力”が表に出てくることがあります。

 

つまり、1人になったときに感じる重さは――
「ようやく安心できた証」でもあるんです。

 

だからといって、「そんな自分はダメだ」「休んでも疲れるなんておかしい」
と責める必要はまったくありません。

 

むしろ、「ああ、自分ってずっと気を張ってたんだな」と気づけることが、
回復の第一歩になるんです。

 

たとえば…

  • ゆっくり深呼吸して「疲れてもいいよ」と心でつぶやいてみる
  • 1人で静かな音楽をかけながら、温かい飲み物を飲んでみる
  • 頭や背中をやさしくなでて、体に「安心していいよ」と伝えてみる

 

自分に許可を出すことって、想像以上に癒しの力があります。
だれかに認めてもらう前に、自分で自分をやさしく包み込む。
その積み重ねが、体にも心にも、少しずつ安心感を育ててくれます。

 

「1人の時間にどっと重くなる」それは、弱さではなく、がんばりの証。

 

だからこそ、その重たさごと大切にしてあげてください。

  


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この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。


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