手に力が入らない四十肩|歳のせいだと思っていた70代女性

この記事のまとめ

四十肩による右肩の痛みで来院された70代女性の施術事例です。

上の棚の物が取りにくくなり、『みんな歳をとると、なるもんだと思っていた』と話されていましたが、詳しくお話をうかがうと、手に力が入りにくく食器を取りそこねることも増えていました。

当院では肩だけでなく、腕や手へ負担が集まる体の使い方も確認しました。今回の方も肩に痛みが出ていましたが、実際には腕や手へ負担が集まっていました。痛みが出ている場所と、負担が集まっている場所が同じとは限りません。

現在は肩を上げた時の引っ掛かりや、手の使いやすさにも変化が見られています。同じように四十肩と手の力の入りにくさでお悩みの方の参考になれば幸いです。

Q&A よくあるご質問

Q. 四十肩になると手に力が入りにくくなることはありますか?

A.

はい。整体へ来られる方の中にも、肩の痛みだけでなく「最近物を落としやすい」「握る力が弱くなった気がする」と話される方がいます。

肩だけでなく、腕や手へ負担が集まっている場合もあります。

Q. 最近、食器やコップを落としそうになる方はいますか?

A.

はい。今回の方も食器を取りそこねたり、滑り落としそうになることが増えていました。

年齢のせいだと思われることもありますが、体の使い方や負担のかかり方が関係していることもあります。

Q. 上の棚の物が取りにくいのは四十肩と関係がありますか?

A.

はい。四十肩の方からよくうかがうお悩みです。

腕を上げる動作で肩に負担がかかるため、洗濯物を干す時や高い場所の物を取る時に困る方が少なくありません。

Q. 四十肩は肩だけ施術すれば良いのでしょうか?

A.

肩だけを確認しても負担の原因が見つからないことがあります。

当院では整体を行う際、肩だけでなく腕や手、背中なども含めて状態を確認しています。

台所で戸棚の食器を取ろうと手を伸ばす高齢女性の後ろ姿

なぜ来院されたのか?

半年前頃から肩の痛みを感じるようになり、特に上の棚の物を取る動作がつらくなった、四十肩による右肩の痛みで来院された70代女性です。

日常生活は何とか続けられていたものの

『みんな歳をとると、なるもんだと思っていた』

と話されており、年齢による変化として受け止めておられました。

それでも肩の痛みが続くため、当院へ相談に来られました。

実際にお話をうかがうと

肩の状態を確認している途中で

『そういえば最近、右手がよくむくんでいる』

というお話が出てきました。

さらに詳しくうかがうと、食器を洗う時に食器を取りそこねたり、手から滑り落としそうになったりすることが増えていたそうです。

最初は肩だけのお悩みだと思っていましたが、お話を聞いていくうちに、肩以外にも変化が起きていることが見えてきました。

施術前に握力の入り方を確認すると、ご本人も

『あれ、思ったより力が入ってないですね』

と驚かれていました。

わたし自身も、肩の動きだけでなく手の使い方にも負担が広がっている印象を受けました。

当院の見立て

今回の方は肩そのものよりも、腕や手が単独で頑張り続けている状態が印象的でした。

上の棚の物を取る時も、食器を持つ時も、本来は肩や背中や背骨と協力して行う動作です。

ところが体全体の動きを確認すると、その協力関係がうまく作れていませんでした。

その結果として腕や手へ負担が集まり、肩の周辺でも炎症が起きやすい状態になっていたと考えています。

なぜ肩や手へ負担が続いていたのか?

肩が痛くなると、多くの方は無意識に痛みを避ける動きをします。

今回の方も肩をかばう期間が長く続いていました。

すると肩だけでなく、手首や指先まで余計な力を使うようになります

実際に手のむくみ感や握りにくさもあり、腕だけで頑張る状態になっていました。
これでは疲れて痛みが出ても仕方がありません。

肩の不調が長引く方ほど、このような体の使い方の変化が起きることは少なくありません。

肩や手が楽になってきた変化

施術後に肩を上げてもらうと、施術前に感じていた引っ掛かりが軽減していました。

また握る力も入りやすくなり

『手がちょっとすっきりした』

と話されていました。

肩だけでなく、手の使いやすさにも変化が見られたことが印象的でした。

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当院の整体がお役に立ちやすい方

・上の棚の物が取りにくい

・手に力が入りにくい

・最近物を落としやすくなった

・四十肩がなかなか改善しない

・肩だけでなく腕や手にも違和感がある

肩の痛みだけでなく、腕や手の使いにくさまで感じている方は少なくありません。

当院では痛みのある場所だけでなく、体全体のつながりから状態を確認しています。

医療機関の確認をおすすめする場合

・強いしびれが続く

・発熱を伴う痛みがある

・安静時も強い痛みが続く

このような場合は医療機関での確認をおすすめしています。

当院でも必要に応じて医療機関への受診を優先しています。

四十肩はどれくらいで良くなるの?

四十肩は痛みの強さだけでなく、

・上の棚の物が取れるか

・服の着替えが楽になるか

・腕を上げやすくなるか

などの動作を目安に確認しています。

回復のペースは生活習慣や過去のケガ、体の使い方によって変わります。

この方の場合も肩の動きだけでなく、手の握りやすさや日常生活での使いやすさを確認しながら施術を進めています。

不調を繰り返さないための取り組み

今回の症例では、肩だけでなく腕や手へ負担が集まる状態が続いていました。

特に上の棚の物を取る動作や、食器を扱う動作で負担が積み重なっていたようです。

肩をかばう期間が長くなるほど、腕や手へ負担が集まりやすくなります。

当院では不調のある場所だけでなく、負担が集中しやすい場所も確認しています。


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