ストレートネックと肩こり、どっちが先?

「ストレートネックって言われたけど、それが肩こりの原因なのかな…」
「それとも、肩こりがひどくなってストレートネックになったのかな?」

こんなふうに、どっちが先でどっちが結果なのか、わからなくなることってありますよね。

 

でもじつは、この2つの関係には明確な順番というより、
“おたがいに影響しあっている”というのが本当のところなんです。

今回は、ストレートネックと肩こりの関係について、整体的な視点でやさしく紐といていきます。

 

ストレートネックは「形の問題」だけじゃない

ストレートネックとは、本来カーブしているはずの首の骨が、まっすぐに近づいてしまった状態。
レントゲンなどで「ストレートですね」と言われた方も多いかもしれません。

でも実は、それは“結果”であることがとても多いんです。

 

たとえば…

・スマホやパソコンを長時間見るクセ
・首を前に突き出した姿勢のクセ
・肩や背中のこわばりで、首を支えづらくなっている状態

こうした日常の積み重ねが、首のカーブを減らしてしまうんですね。

 

肩こりがあると、首もまっすぐになりやすい

肩こりが慢性化してくると、肩まわりの筋肉に力が入り続け、
肩がすくみ、頭の位置が前に出やすくなります。

そうすると、首の骨は本来のカーブを保てず、ストレートネックのような状態が形づくられていきます。

つまり、肩こりがきっかけでストレートネックになっている人も多いということです。

 

ストレートネックが先に起きているケースもある

一方で、首の使い方にクセがあると、その影響が肩に下りてきて、肩こりにつながるという流れもあります。

・上を向くと首がつっぱる
・寝るときに枕が合わない
・パソコン作業で首だけ前に出てしまう

こうした動きの制限や姿勢のクセによって、肩の筋肉がかたまり、肩こりを引き起こす原因になるのです。

 

「どちらが先か」より「どう整えるか」

だからこそ、ストレートネックがある=すべての肩こりの原因というわけではありませんし、
逆に肩こりがある=ストレートネックとも限りません。

大切なのは、「今、体がどんな使い方をしているか」をしっかり見直すこと。

整体では、その人の動きや姿勢を見ながら、どの部分が主な原因になっているかを探し出すことを大切にしています。

 

肩こりの仕組みについては、
肩こり専用ページでもくわしく紹介しています。
併せてご覧いただくと理解が深まります。

 

これまでの肩こりシリーズ記事もご覧いただけます:

肩こりの原因って、結局どこから来てるの?
マッサージで肩こりがすぐ戻るのは、なぜ?
肩こりがひどくなると、どんな不調につながるの?
体は軽いのに肩だけ重たい…なぜ?

 

まとめ

ストレートネックと肩こり。
どちらが先かは人それぞれでも、関係が深くて切り離せない存在です。

「形を治す」よりも、「使い方を整える」ことが、
肩の軽さにも、首のしなやかさにもつながっていきます。

 

次回は、「肩だけじゃない?腰や骨盤が肩こりに関係する理由」というテーマでお届けします。

 

この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体(頭から全身のバランスを整えるやさしい施術)”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。

京田辺市の松井山手エリアや、綴喜郡井手町・相楽郡精華町・木津川市からもご来院いただいています。

 
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