朝、目を開けた瞬間――
「なんだか、もう疲れてる…」って感じたことありませんか?
昨日はちゃんと寝たはずなのに。
夜更かしもしてないし、特別ストレスがあったわけでもない。
それなのに体が重くて、起き上がるのがつらい。
そんな朝が続いていると、不安になりますよね。
実はこれ、体の疲れというより「自律神経の疲れ」かもしれません。
特にHSP気質の方や、心配ごとを引きずりやすい方は、
眠っている間も頭や体がどこか緊張していたり、
夢の中でも「ちゃんとしなきゃ」と気を張っていることがあります。
朝の疲労感は、単なる寝不足や年齢のせいではなく、
眠っているあいだに“うまくリカバリーできていない”ことが原因の場合があるのです。
夜の間に体を回復させてくれるのは、副交感神経の働き。
でも、ストレスや心の緊張が続いていると、
交感神経が夜になっても静まりにくく、朝まで“戦闘モード”が続いてしまうのです。
そんな状態が続くと、朝起きても「休んだ感じがしない」んですね。
では、どうしたらいいのでしょう?
実は、「朝から動こうとする」よりも、
「朝の疲れを受け止める」ことの方が、最初の一歩として大事なんです。
たとえば…
- 起き上がる前に、布団の中で大きく深呼吸する
- 「今日はちょっと疲れてるな」と気づいて認める
- 光を浴びながら、ゆっくりと体を伸ばしてみる
こうした“静かな朝のスイッチ”は、体と心に「もう安心していいよ」と伝える合図。
がんばって無理に動き出すより、ゆっくりペースを整える方が、結局ラクに過ごせるようになります。
朝がしんどいのは、弱いからではありません。
それだけ、ずっと気を張ってがんばってきた証拠かもしれません。
だからこそ、そんな自分にこそ、
「今日も起きてくれてありがとう」って、そっと声をかけてあげてください。
不思議と、そのひと呼吸が、次のひと動きにつながりますよ。
この記事は、京田辺市の整体院「京田辺セルフコントロールサポート整体院」が、
“頭の整体”によって自律神経のバランスを整え、心と体のごきげんな毎日をサポートするヒントとしてお届けしています。